漢方の科目

現代医学では内科や外科など様々な科目に分類され、医師も専門性を持って治療にあたっています。非常に合理的ですが、一つ垣根を越えると専門のことは分からなくなってしまうため、いわゆるたらいまわし状態になることがあります。そういう事態を招かないように、研修医制度でそれぞれの科を研修するようになったり、総合診療が注目を浴びています。

 

漢方での科目はといいますと、いくつか分かれることはありますが西洋医学のようには分かれてはいません。

基本的には根本はすべて同じなので全部大丈夫です。その中でも特に胃腸系が専門(脾胃科)だったり、リウマチ(風湿科)が専門だったりと有るようです。根病気の分析と使う生薬は共通しています。どんな症状であろうと概ね大丈夫です。

ですので、現代医学で産婦人科だろうと消化器内科だろうと脳神経外科であろうと、大丈夫です。むしろ、なに科にかかるべきなのか分からなかったら相談してください。アドバイスいたしますよ。

当然現代医学と漢方治療を併用しても問題ありません。

 

みなさんのお悩みが解決すればそれが一番です。現代医学を辞めなさいなど心の狭いことは申しません(一部薬を中止していただくこともあるかもしれませんが)。お悩みがあればどうぞご相談ください。