外から見ること

日本は住みやすいとてもいい国です。日本に住んでいても良く分かることですが、外国に住んだ経験のある人は改めて認識する、本当にいい国なんだなぁと実感した、というのは良く聞く話です。

中に入っていると分からないことは沢山あります。それはいい面もですが、良くない面もです。

西洋医学しかない人はずっと西洋医学しか知らないわけですが、その良い所も悪い所も知っているでしょう。

しかしそれを東洋医学という外から見ている私たちにはより一層良く分かる、というのは上の例えと同じだなぁ、と思います。西洋医学では治せないことも東洋医学には可能です。

 

では、「治す」というのはどういうことでしょうか。色々な考え方がありますが、もう治療をしなくても大丈夫になることだと思います。少なくとも漢方、鍼治療を行うにあたってはそれが目標です。

しかし、現代医学ではどうでしょうか。最近、C型肝炎ウィルスをなくすことが出来る治療法が行われていますが、それこそが「治る」ということだと思います。これはまれなケースですが、逆流性食道炎も高血圧も糖尿病も喘息もずっと薬を飲んでいないとコントロールできないものばかりです。本当に治せるのは、癌を切り取ることと細菌、一部のウィルスを体の中から排除すること位ではないでしょうか。

 

漢方や鍼灸治療だって万能ではありません。これは現代医学を知っているから言うことが出来ます。

しかし辛い事があってそれを何とかできるのは、やはり現代医学よりも漢方・鍼灸治療のほうが優勢だと思います。

治療は現代医学、東洋医学それぞれの面子のためにやっているのではありません。辛くて困っている人を癒すために行うのです。それだったら現代、東洋にこだわることなくより「幸せになれるほう」を選べばいいと思います。

幸いにも日本では悩んでいる人が選択することが出来ます。

 

どこかで読みましたが、

現代医学は(癌や脳梗塞で最悪のことにならないようにするための)「不幸にならない医療」

東洋医学は(苦しみや辛さを緩和してより生活レベルを上げるための)「幸福になるための医療」

なんて書かれている人がいました。まさにその通りかな、と思います。

 

辛さを和らげるお手伝いをいたします。ご相談下さい。