現代人は食べ過ぎです。
人間の体は環境に合わせて変化しますが、食事の変化は急激すぎます。
人類が誕生してからこれほどまでに高エネルギー摂取になったのはここ数十年です。
そんなに短期間で人間の体は変化しません。
そのエネルギー摂取の異常がたくさんの病気を生み出している可能性が高いのでは？
もっと食事摂取量を見直す必要があります。
皆さんは確実に食べ過ぎです。人類が誕生してからこんなに多くのエネルギーを摂取している時代はありません。なんのためにこれほどまでに食べているのでしょうか？
こういう疑問を投げかけた時に、そんなに食べてませんよ、と皆さんはおっしゃいますが、それは「何と比べて」食べていないのでしょうか？それがわからないから、食べてない、なんて平気で言えるのです。
人類誕生の歴史に目をやると、食べられれば幸せという時代がつい数十年前まであったのです。日本の歴史を見ても、ここまで飽食になってきたのは、戦後の経済成長の頃からと行っても間違っていないと思います。
そんな戦後生まれの私たちは1日3回ご飯を食べるということを刷り込まれているため、当たり前になっています。まるで洋服が日本の文化であるかのように、錯覚しているのです。
そういう作られた枠組みから飛び出して考えてみると、いかに食べすぎであるか、ということを実感しませんか？みなさんくうふくをかんじていますか？エネルギーが必要だから食べていますか？3回食べなければ、とか時間だからとかの理由でエサを取っていませんか？
お腹が空いたら必要な量を摂取するということを心がけるだけで、現代の病気の半分くらいがなくなると思います。
例えば2型糖尿病です。脳みそでは食べ過ぎだとわかっているのに止められない。もう糖尿病は膵臓の病気ではなくて脳の病気なのです。痛風も、高血圧も、脳 梗塞もみんな太り過ぎから来ています。食事を減らせば良いだけなのにね。大量の医療費をかけて治療をするなんて、なんて馬鹿げたことでしょう。
薬を飲むらな運動をする。食事を減らす忍耐力をつける。こうすることで、この混沌とした社会さえ「治療」できるのではないかと考えています。今一度、食事摂取量を本気で見直してください。