【ジャスミン茶を飲んだ方が良い理由】
皆さんはお茶を飲みますか?
どんなお茶を、どんな理由で、どういう風に飲んでいますか?
お茶なんて嗜好品ですから、どういう風に飲もうが個人の自由です。
そう、その通り。
でも、そのお茶を飲んで良いことがあったらどうですか?
今時痩せるとか便秘が治るとか、法律的には公表できないけど機能性飲料水がたくさんありますよね。
トクホとかいってなんでもデキストリンを混ぜて痩せますとか、化学甘味料を投入して糖分ゼロとか、そういう良い加減な食べ物や飲み物をありがたがっていては、まともな人間にはなれませんよ。
当クリニックを受診する人を診察すると、ほとんどがストレスで気の巡りが悪くなっている方です。イライラが原因だったり、妙に怒りっぽくて、それが原因で体の方にまで症状が出てきてしまう、と、中医学では考えています。
よく現代医学の先生が「ストレスで病気になっています」的なことをおっしゃっていると思いますが、現代医学では未だストレスというものが定義されていません。どういう検査をしたらどういう数値が出るので、だからストレスが高いとかいうことは、未だ実験段階であって教科書に載るような確固たるものは見つかっていないのです。
つまり現代医学の先生はストレスが〜、と言ったらチョット疑った方がいいでしょうねぇ。
中医学では昔から怒りは肝と関わりがあって、それが原因で気の巡りが悪くなるというのは周知の事実として理論に組み込まれています。
ですから、怒り=ストレスと解釈して治療をすることができるのです。
薬で治療するときには気を巡らせるような生薬を使います。
その考えを日常生活に応用すると、香りの良いものが、いわゆる気を巡らせるのに役立つわけです。
シソの葉っぱ、ミント、ハッカ、パクチーやセリなど、爽やかな香りがそうですし、みかんの皮を絞ったときに飛び出す汁もそうです。
玫瑰花はバラ科の植物ハマナスの話はです。すごく簡単にいうとバラの蕾をお茶として飲みます。これも生薬をとして使われているので、中医学ではおなじみですし、私の師匠の先生も好んで使われます。
ジャスミン茶は非常に手の込んだ作り方をします。詳しい作り方は別のサイトなどを参照にしていただければ良いと思いますが、お茶にジャスミンの香りだけを移して作ります。
このかぐわしい香りが気を巡らせて症状を取り除くことができるのです。
月経前に調子が悪くなったり、イライラがあったりする方は、最近では簡単に手に入りますので是非試していただきたいと思います。
そこで一つアドバイスを。
冷え性のある方は是非温かくして飲んでください。
気の巡りが悪い人は、火照るとか汗をかくとか熱の症状がある人も多いですが、そういうことはなくて冷え性や寒がりで辛い、という人も多いです。そういう方は冷たいものを飲むと具合が悪くなるので、是非温めて飲んでください。
ジャスミン茶を飲むだけでストレスを軽減して楽になれたら、手軽でハッピーじゃありませんか?
試してみてください。
それでも解消されなければ、どうぞご相談に来てください。お待ちしています。