皆さんのご存知のお灸は、台座が付いているいわゆるせんねんきゅうでしょうか。せんねんきゅうは商品名ですが、お灸と皮膚の間に空間があるので間接灸と呼ばれています。これはそれほど高品質なもぐさでなくとも作れます。
私が作っているのは直接肌の上に乗せて火をつけて使う直接灸です。これを作るのは結構楽しくて、5年前から作っています。
今回熊本にボランティアで行くことになり、自作のお灸を持っていこうと考えていました。いろいろな鍼灸師さんに使ってもらって意見を聞くにはもってこいのチャンスだったからです。
そんなことで、上の写真は、数人でお灸を囲んで試している図です(左手前は私です)。
私のお灸は2年前に作ったもので、精製にまだ時間がかかりそうなものです。それでも皆さんいいものだと言ってくれて、試した感想を教えてくれました。非常に良い機会でした。
それによると、米粒くらいの大きさがマイルドでよい、との結論になりました。普通ですとゴマ粒くらいにしたりするんですけどね。
当院ではあまり使っていませんが、場合によってはこれで治療をしたいときもあります。
お灸をすえることを、痛い罰を与える例えで使いますが、結構気持ちがいいものです。
やり方にもよりますよね。
御希望の方はお声がけください。
もしくは、お灸を購入したい方も対応しますよ。ご連絡ください。