男性更年期というのは、結局は現代医学のまやかしなのです。
そもそも、「男性」更年期なんていうのは、更年期が女性にしかないという考えに基づいているわけですよね?
現代医学の浅はかさを感じます。男と女は同じ理論で論じられない、そういう考えです。
中医学ではその理由も説明可能なのです。説明可能ということは治療可能ということです。
とある泌尿器科の院長先生が、どう見ても漢方の知識が無いのに「男性更年期の漢方治療について記事を書いている」とお話してくれたことがあります。商売としては良いですが、医師としては恥ずかしいなぁと思います。
彼は私の反面教師になってくれました。
私は中医学、漢方・鍼灸をとことん勉強して突き詰めたい、そう考えています。
現代医学では男性ホルモンの減少と交感神経を関連付けているようですが、あまり説得力ないですよね。
確かに症状としては、やる気が出ないとか動悸がする、急に火照るとか、原因不明の頭痛、目の痛み、関節の痛み、肩こり、食欲不振、胃腸障害、便秘、下痢など、現代医学で言う所の「不定愁訴」というものは、すべて自律神経という良く分かっていないものに押し付けられています。
中医学では体の衰えという定義があります。その定義を当てはめれば、更年期の説明も矛盾しません。
治療の最終目的は、もう漢方薬飲まなくてもいいですよ、「治りました」というところです。
ただ、減ったものを補うのは非常に時間がかかりますし、長い時間かかって起こっていることなのでやはり年単位で治療を考える必要があります。
ご希望の方はぜひご相談ください。